現状確認!我がガレージに、初めてのレーサーがきました。RM80、しかも86年式。 修理代にいくらくらいかかるのか?そして、そこまでして直す価値があるのか? Fサスもサビサビです。 反対側も まずは、お決まりの外装外し。 配線が切断されているが、コレはいったい?? おそらくキルスイッチの配線と思われます。 そしてキャブをOH。ガソリンは抜いていたので、ひどい状態にはなってません。しかし、ずいぶんゴミが・・・。 このフロートピンがなかなか抜けないんですよね。(^^) そんなときは、”オートポンチ!” 数発で抜けました。 そして、このネジも経験上よくナメます。 ここは、迷わず最初から”インパクトドライバー!” この手のキャブはRGガンマと同じ構造ですが、フロート室の底にチョーク用のガソリンを吸い込む穴があります。 ここが詰まって始動不良を起こしやすい。 こいつも例に漏れず、詰まってました。 キャブの中もすっかり綺麗になりました。 キャブを取り付け、キック数発でエンジンは始動しました。 あまりにうるさいので、NSRのサイレンサーを当ててます。 それなりの効果はありますね。 しかし、またしても水漏れが… ウォーターポンプのシール不良ですね。 次にとりかかるのはF周り。 まずはステムの点検。 かなり重いです。バラしてみると完全なグリス切れ。 グリスアップして組み込むと、軽く動くようになりました。 インナーチューブも応急的に磨いてみました。 インナーチューブの見積もりをとってみようと思います。 安ければ交換です。 ダストシールは完全にゴミと化してました。当然交換。 そして、Fホイルベアリングも終わってます。 リヤ周りは… ブレーキシューは磨耗しきってます。 スプロケットは…磨耗して折れてます。 リンク周りは完全に固まってました。 完全なグリス切れと、オイルシールが終わってます。 そしてなぜかパーツが足りません。ダストカバー内のワッシャが2枚。 前の前の持ち主がバラして、組み忘れたのか? とりあえず綺麗に洗浄しました。 本当ならベアリングも新品に換えるべきでしょうが、とりあえずグリスアップ。 修復に10万程度の費用が必要ということがわかり、残念ながら手放すことにしました。 |